川崎市は3月18日からホームページ(HP)をリニューアルした。全面的な刷新は11年ぶり。スマートフォンでの閲覧が増えたことなどからページデザインなどを変更。使いやすさや見やすさの向上などが図られている。
今回の変更点は主に3つ。「知りたい情報を見つけやすく」「オンライン手続きが利用しやすく」「イベントが探しやすくなる」といった工夫が施されている。
書体は市政だより同様
具体的には、緊急情報の発信を強化するため「クラウドサービスの2拠点化」を実行。これにより大規模災害が発生した際などに、急激にアクセスが増加しても影響を受けにくい状況を確保できる。
また、市民が知りたい情報を見つけやすくするため見やすさを重視したデザインに。市政だよりと同様、「ユニバーサルデザインフォント」と呼ばれる書体を採用し、表示される大分類メニューにも「こども・子育て」と「防災・防犯・安全」を追加。さらに、機械翻訳機能を拡充し、新たに「ベトナム語」を加えるなど利用者のニーズに、より即した改良が行われている。
また、サイト内のどのページからも「オンライン手続」が比較的容易にできるようなレイアウトとなっており、行政手続きの受付がインターネットで行える「e-KAWASAKI」へのアクセスなど利便性が向上。トップページから入ることができる「イベントカレンダー」を活用することで、市に関係する催しなどが詳細かつ簡単に検索できる仕組みも構築している。
市のHPは【URL】https://www.city.kawasaki.jp/。
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