川崎市は、3月も能登半島地震被災地への支援を継続した(4月2日正午起稿)。
石川県からの看護師派遣要請を受け、1日から6日、17日から22日まで市立井田病院から計4人、9日から14日、13日から18日、21日から26日まで、川崎病院から計6人を輪島市立輪島病院へ派遣した。
水道施設の復旧に向けた支援は1月15日から3月3日まで志賀町で実施していたが、4日から輪島市に派遣先が変更となった。市職員のほか、協力事業者の(一社)川崎建設業協会も活動を担っている。市上下水道局の担当者は「輪島市は水道施設の復旧がまだなかなか進んでいない状況。今後もできることに尽力したい」と述べた。
18日から31日まで、国土交通省からの要請に基づき、応急仮設住宅の建設業務を行う市職員3人を石川県に派遣した。
1月にも派遣した保健師。追加支援要請を受け、1班4人編成で15日から24日までの期間を3日程に分け、3班を珠洲市へ派遣。避難所などで健康支援業務を行った。
18日から22日まで、文部科学省からの派遣依頼を受け、教育委員会事務局から教職員1人を派遣。石川県立白山(はくさん)ろく少年自然の家(白山市)に避難している輪島市の中学生の生活環境整備などを実施した。
環境省からの依頼を受け、23日から29日まで獣医師1人を石川県内へ派遣した。4月2日から7日までも1人を派遣している。
27日からは、下水道担当職員が輪島市で下水道施設の早期復旧に向けた支援にあたっている。
1月3日から富山や石川県で応急給水活動を実施した応急給水隊は3月31日に活動を終了した。
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