今年で10回目となる「かわさきジャズ」が9月20日(金)から11月24日(日)まで、市内各地で開催される。それに先立ち、かわさきジャズ実行委員会(草壁悟朗実行委員長)と川崎市は7月10日、ラインナップを発表した。
「多様性」「コラボレーション」をテーマに川崎独自の音楽フェスティバルとして2015年に始まった同イベント。今年は20公演のホールライブと100ステージ以上の地域イベントを予定し、地元音大や市民、世界的なジャズプレイヤーらが川崎の秋を盛り上げる。発表会で草壁実行委員長は「充実したプログラムを用意できた。生の演奏を聞いて空気の振動を感じてもらえれば」と呼びかけた。
イベントの「顔」となる「BRIDGEアーティスト」は、昭和音大4年生のサックスプレイヤー・渡邉瑠菜さん。渡邉さんは「川崎にしかできないジャズカルチャーを生かした音楽フェスティバルに携われてとても光栄。かわさきジャズを盛り上げていきたい」と意気込んだ。発表会終盤ではピアニストの国府弘子さんと渡邉さんが、国府さん作曲の「スターランド」を披露。2人揃っての音合わせは初だったが、息の合った演奏で会場をジャジーな雰囲気に包んだ。チケットはかわさきジャズチケットオンライン、各種プレイガイドで販売中。
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