亡き人や先祖を偲ぶ行事「還燈会」が8月24日、信行寺・春秋苑(多摩区南生田)で行われた。約1万2千人(主催者発表)が訪れ、午後4時からは、数千個の献灯の光がゆらめき、幻想的な雰囲気に包まれた。
和菓子やたこ焼き、金魚すくいなど、数々の露店も並び、にぎわいを見せた。奉納行事には歌手の松崎しげるさんが登場。『愛のメモリー』などを歌い、盛り上げた。
厳かな雰囲気の中、執り行われたのは還燈会大法要。最後には大輪の花火が夜空を彩った。同苑の支配人・坂本邦夫さんは「生田の夏の風物詩を多くの人に楽しんでもらえた」と思いを話した。
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