多摩区宿河原の市立多摩病院で8月24日、川崎市北部地域感染対策合同訓練が開催された。同病院の長島悟郎病院長が代表幹事を務めるKAWASAKI地域感染制御協議会が主催した。
新興・再興感染症が発生したことを想定して、市内北部の保健所や病院、クリニックの医師や看護師、薬剤師、臨床検査技師ら約100人が集まったほか、オンラインでも約140人が参加した。12のグループに分かれ、対応を話し合った。
最後には、今回の課題を洗い出し、今後の対策などを発表した。
長島病院長は「オンラインも含めて多くの人に参加してもらえた。今後も訓練のやり方を模索しながら、続けていきたい」と述べた。感染症対策の専門家で、川崎市健康安全研究所参与の岡部信彦さんは「さまざまな機関が連携することが大切。顔の見える関係を築いておくことが重要」と話した。
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