麻生区黒川の古刹、雲長山西光寺(山中聡英住職)の天井絵「雲龍図」の秋の一般特別公開が11月、前・後期に日程を分けて実施される。
拝観日は前期11月9日(土)〜14日(木)(11日(月)除く)、後期18日(月)〜23日(土)(21日(木)除く)。各日午前10時・11時・午後1時・2時・3時の5回((金)(土)(日)4時〜の「夜間拝観」と各日11時〜の回は別途有料の禅寺料理とセット)。約35分入替制、拝観料は1人500円で大学生以下は無料(学生証など提示)。全日程抽選制、申込み期間は前期10月21日(月)午前0時〜24日(木)午後8時、後期31日(木)午前0時〜11月5日(火)午後8時。
同寺本堂の天井に描かれた「雲龍図」は、厚さ1寸(3・3cm)の香杉の板に胡粉と言われる牡蠣の殻の粉末と墨を使い、昔ながらの技法で直に描かれている。その大きさは縦横4・5m。作者は日本画家で仏教美術の彩色師として活躍していた姫路青峯氏。姫路氏が3年かけて制作し、2000年に同寺の檀家である故・志村虎吉氏によって寄進された。12年に一度、辰年だけ特別公開されており、今年で3回目となる。春公開は10日間で2千人が訪れた。
詳細・申込みは特別サイト(https://sites.google.com/view/saikoji-event2024/)から。電話や直接の申込み、問い合わせは受け付けていない。
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