市制100周年を象徴する事業として位置づけられている「全国都市緑化かわさきフェア」が10月19日、開幕した。
生田緑地は市内3つのコア会場の一つに選ばれ、11月17日(日)まで各種体験、展示、ステージなどが行われている。
「会場への最初のおもてなし」ポイントとして、一般社団法人多摩区ソーシャルデザインセンター(多摩SDC)は、向ヶ丘遊園駅南口にフェアの周知や案内を行うインフォメーションブースを設置した。特徴的なのは、緑地内にある日本民家園を模した外観のテント。「生田緑地らしさを伝えられるようこだわった」と、多摩SDCの学生副代表を務め、企画を主導した原島実来さん(大学4年)は語る。期間中は午前9時30分から午後3時までスタッフが常駐。パンフレットと一緒に、フェアのために作られた「ばらサイダー」やかわさき名産品にも選ばれた「TAROの夢最中」などを無料配布する。
同フェアは緑豊かな都市づくりの普及啓発事業として国交省が提唱している花と緑の祭典。1983年から毎年各地で開催され、41回目。春会期は来年3月22日(土)から4月13日(日)に行われる。
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