麻生区白鳥にある「片平地域包括支援センター」が11月11日(月)、小田急多摩線五月台駅前に移転する。
地域包括支援センターは、地域の高齢者を支えるための公的相談窓口。川崎市から委託を受けた事業者が運営し、麻生区、多摩区内には各7カ所が開設されている。
同センターは現在、坂道のカーブの途中に位置しており、利用者からは「場所が分かりづらい」「車で入るのが難しい」と環境改善を求める声が寄せられていた。事務所が手狭になっていることも踏まえ、新事務所への移転が決まった。
移転先は五月台駅から徒歩3分のマンション「ミリア五月台ANNEX」(五力田3の18の6)の1階。これまでと同じく、金井原苑の母体である社会福祉法人一廣会が運営する。
約2倍の面積となり、事務所スペースに加えて相談ができるイベントスペースも設置予定だ。多世代交流サロンや健康増進の講話などの開催も企画する。池田稔センター長は「気軽に立ち寄れる憩いの場にしたい。『駅前包括』を進めていければ」と意気込む。(問)【電話】044・986・4986
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