県政報告㊵ 神奈川県の観光戦略 神奈川県議会議員 小林たけし
今年度は文化スポーツ観光常任委員会に所属しています。
海外からの来日観光客数がコロナ禍前と遜色ないレベルにまで戻ってきました。そんな中で、いわゆるオーバーツーリズムという、激増した観光客が一因となり地元住民の営む日常生活の調和が崩れた県内事例について、委員会でも議論しました。行き先の分散化は必須です。
神奈川県について言えば、従来の有名な観光地は横浜、鎌倉、箱根でしょう。しかし、東京の隣県であることから日帰り客が多いのも事実です。本県としては、4番目以降の新たな観光地を「創り」、複数の県内観光地を周遊してもらうことで、宿泊客まで取り込もうと考えています。
例えば、かながわ観光連携エリア推進事業として、潜在性のある大山、大磯、三浦半島を新たな誘客の場として位置付けています。特に麻生区にお住まいの方は、小田急線で伊勢原駅まで一本で行けることから、大山はなじみ深いでしょう。
神奈川県としても広報に力を入れていますが、インフルエンサーと呼ばれるような方にSNSで紹介してもらうことで、人の動きを作ることも出来ます。私も個人的に、「バズる大使」として「X」界隈で有名な駐日ジョージア大使館のレジャバ大使を訪問して、神奈川県観光関連資料を説明しました。新たな観光地を世界に紹介するため、引き続き動き回りたいと思います。
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11月8日