神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

「川崎ワイン」ボトル初販売 市ゆかりの3大学が協働

教育

公開:2024年11月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
ワイン作りに携わった学生ら
ワイン作りに携わった学生ら

 川崎市のブドウで作った地産のワインが10月12日、新百合ヶ丘駅で行われた「しんゆりフェスティバル・マルシェ」で、ボトル詰めの状態で初めて販売された。

 限定100本で販売されたのは「岡上ヌーボー2024ロゼ」。麻生区岡上にある(株)カルナエスト(山田貢代表取締役)蔵邸ワイナリーが製造した。当日は販売開始前から長蛇の列ができ、約30分で完売するほどの盛況ぶりを見せた。

 今回は山田代表の呼びかけのもと、川崎市に関連する3大学の学生がワインを通じて協働した。

 明治大学農学部の有志による「明治大学かわさきワインプロジェクト」はブドウ栽培を担当。3年生の井上摘生さんは「普通は農場の中でデータをとって終わり。お客さんの笑顔を直接見ることができ、貴重な機会になった」と目を細めた。

 ボトルのデザインを担当したのは和光大学で「地域デザイン」の授業を履修する8人だ。岡上の地形や自然豊かな風景を盛り込み、8人8様のラベルを披露した。

 田園調布学園大学で農福連携に取り組む和研究室の学生は、ワインを作る際に出るブドウの搾りかすを使ったパン作りを実施。今後、袋詰め、シール貼りなど障害者らの労働の幅を広げる方法も模索していくという。

 山田代表は「学生を含め人が集まってくるのはワインの強み。農業を残していく方法でもあると思う」と思いを語った。

今年3月に規制緩和

 地元の特産物で果実酒を醸造するため2020年に認定された「かわさきそだちワイン特区」。当初は生産者自身が経営する飲食店や農家民宿での飲用に限定されていた。今年3月に規制が緩和され、ボトル詰め販売が可能になったことを受け、今回実施に至った。

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

口腔がんの早期発見へ

口腔がんの早期発見へ

市歯科医師会が無料検診

11月8日

小島氏の功績 次代へ

柿生郷土史料館

小島氏の功績 次代へ

没後10年シンポジウム

11月8日

「重成」の謎を解こう

「重成」の謎を解こう

多摩区まち歩きゲーム

11月8日

踊りや歌、勢ぞろい

踊りや歌、勢ぞろい

11月14日 麻生市民館で

11月8日

世界最高峰の戦いを

ソフトボールJDリーグ

世界最高峰の戦いを

11月9日、10日 等々力で

11月8日

ハンドメイド作品並ぶ

ハンドメイド作品並ぶ

新百合ヶ丘で2日間

11月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 10月25日0:00更新

  • 10月18日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook