神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

菅で日仏の芸術交わる 学生と住民が演技を披露

文化

公開:2024年11月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
多摩区菅エリアの人たちの前で演じるフランスの学生
多摩区菅エリアの人たちの前で演じるフランスの学生

 多摩区菅地区周辺に住む人たちと、フランスで芸術を学ぶ学生らによる文化交流の催しが10月25日、JAセレサ川崎菅支店を会場に開かれた。

 「フランスと日本の友好芸術発表会」と題し、菅を拠点に留学生の支援や日本文化の伝承を続けるNPO法人SAGA国際交流協会と芸術海外交流会が共催。学習のため日本に短期滞在していた仏ノルマンディー地方にあるルーアン市立コンセルヴァトワール(芸術学院)の学生らが会場を訪れ、近隣町会や老人会の会員ら約70人が迎えた。

 同法人の原島小賀子理事長は冒頭、「日本の人にはフランスの若い芸術家たちの優れた舞台を、フランスの人には日本の伝統文化を堪能していただけたら」と思いを述べた。クレモン・ロンデ副学長は同校教員の本多まきさんを通じ、「日本の伝統文化や生活習慣を体験できるのがとてもうれしい」と話した。

 学生は楽器演奏も交えてグリム童話『ヘンゼルとグレーテル』の現代版ミュージカルや仏の文化歴史を題材にしたオリジナルの戯曲を公演。会場からは温かい拍手が送られた。一方、日本伝統芸能として地域で活動する菅お囃子和会や浜声会、生瑛会、多摩つくし会らが獅子舞、民謡、踊り、歌などを披露した。本多さんは「学生は日本文化を知らないので楽しみにしてきた。貴重な機会をいただきとてもありがたい」と話した。発表会後には交流会も催された。

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

かわさき こどもタウンニュース

かわさき こどもタウンニュース

2024年11月号

11月21日

音楽で垣根超え

音楽で垣根超え

11月17日 21ホール

11月15日

地域がつながる芸術祭

地域がつながる芸術祭

柿生こ文に親子ら50人

11月15日

「禅寺丸柿知ってほしい」

「禅寺丸柿知ってほしい」

片平小へ手引き寄贈

11月15日

認知症を正しく理解

認知症を正しく理解

王禅寺こ文で講座

11月15日

子どもの発達 相談を

昭和音楽大学

子どもの発達 相談を

0歳から小2保護者対象

11月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

  • 10月25日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook