「生田緑地ばら苑ボランティア会」(小松愛会長)はこのほど、記念誌『ばら苑物語』を完成させた。
同苑は2002年に向ヶ丘遊園が閉園した後、川崎市が維持管理を引き継いだ。当時から多くのボランティアが苑を支えた。現在も約170人の会員がバラの育成管理などを行っている。
初期メンバーが減少していることもあり、今までの歩みをまとめようと記念誌を制作。費用はCF(クラウドファンディング)などで集め、約700部を用意した。
記念誌は苑やボランティアの歴史、活動を伝えているほか、約850品種のバラを写真付きで紹介している。
編集を担当した森沢万里子さんは「間違いがないか、何度も確認しながら完成までこぎつけた」と笑顔を見せる。小松会長は「記念誌を通じて、多くの人に苑のことを知ってもらえればうれしい」と思いを話した。
秋の一般公開(11月17日まで)が行われている同苑。11月12日(火)には、同会PRブースで午前10時から先着75人に記念誌を配布する。
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