柿生禅寺丸柿保存会(宇津木裕会長)は11月5日、日本最古の甘柿とされている麻生区の木「禅寺丸柿」の特徴や歴史などを記した手引きを、今年創立40周年を迎える市立片平小学校(麻生区)に寄贈した。
手引きは同保存会の協力のもと、麻生区と麻生観光協会が昨年、一部情報を更新して再刊行。「柿生地区に住む子どもたちに禅寺丸柿のことを知ってほしい」と、記念式典に向けて、約900部を寄贈した。手引きの表紙には、40周年記念のシンボルマークが新たにプリントされた。当日同校を訪れた同会の長瀬敏之さんは「禅寺丸柿は宅地化の影響で減っている。若い世代に知ってほしい」と思いを語った。紀裕子校長は、「成り立ちや歴史を知り、まちの勉強に役立てていければ」と期待を寄せる。
寄贈された手引きは同校全児童622人と、記念式典に出席する来賓客に配布される予定。
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