若者視点のテーマを軸に、学生と有識者、市内選出の議員が語り合うイベントが11月3日、幸区で行われた。当日は川崎市議会の青木功雄議長をはじめ、五会派の代表がパネリストとして登壇。「開かれた議会運営」などについて学生パネリストらと意見を交わした。
ラゾーナ川崎プラザルーファー広場で行われたこのイベントは川崎市市制100周年記念事業の一環。「新しい100年をつくる、十代のための”政治”キックオフミーティング」と銘打たれ、若者を代表して4人の学生らと、川崎市議会の青木議長、五会派代表議員が参加。政治学者の岡田憲治氏をゲストに迎え「政治」をメインとしたトークを展開した。
陳情トレンド、解説も
この企画は、選挙権が18歳に引き下げられ、政治の新たなプレイヤーとなった「十代」の若者たちにとって距離があるとされる「政治」について興味、関心を持ってもらうことなどが主な狙い。席上「普段は、どこに行けば会えるの?」といった問いかけに応じた議員パネリストは「議会の控室にいることが多く、タイミングが合えばアポイントなしでもお話しできますよ」と気さくに回答。また、近年は市民からの陳情についても「手紙などではなく、議員の持つ公式LINEなどのSNSを通じて寄せられることも多い」といった、議員活動の最新トレンドについて紹介する場面もあり、若者パネリストに向けて「開かれた議会」への積極的な参加をアピールしていた。
青木議長は「各会派から新たなデジタルでの意見集約を取り入れているという意見を聞き、大変良いことだと感じた。こうした、今までの意見集約の仕方とは違う方法を取り入れながら、若者が政治参加しやすい取り組みを今後もより一層、推し進めていければ」などと話していた。
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