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【多摩区】稲田町会連合会 紹介シリーズ【7】(多世代交流) イベントで関わり深め 多摩新町自治会 参加しやすい工夫凝らす
多世代に町内会・自治会活動に関わってもらおうと工夫を凝らすのは、宿河原と堰にまたがる会員約970世帯の多摩新町自治会(石橋博会長)だ。
同会内は、空家の建て替えなどで住宅の建設が進み、多くの若い世帯が引っ越してきているのが特徴だ。新しい住民にも活動を身近に感じてもらおうと、行事を盛んに行っている。
「夏の盆踊り」は事前に練習会も実施。子どもを連れて気軽に参加できるような体制を整える。秋の「子ども神輿大会」は、はんてんを貸し出したり、山車に飾り付けをしたりと、子どもが楽しめる内容になっている。そのほか、冬の「餅つき大会」など、年間を通じてさまざまなイベントが企画されている。
石橋会長は「子どもに楽しんでもらうことを大切にしている。そうすることで、その家族など多くの人に関わってもらえる。多世代が集まることで、地域で支え合える関係も自然と生まれていく」と思いを話す。
自治会を身近に感じてもらうために、情報の発信にも力を入れている。従来の紙の回覧板では、自治会加入者にしか情報が届かないので、同会のウェブサイト上で「デジタル回覧板」を作り、イベントの告知や自治会の活動の様子をきめ細やかに伝えている。自治会への加入希望もサイト内から募っている。石橋会長は「若い世代は、ウェブサイトを見てくれている。まずは、ウェブで知ってもらう。イベントに気軽に参加してもらい、関わりが発展していけば」と笑顔を見せる。
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11月22日