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夏フェスに3千人 「楽しむ」町会 はるひ野町内会
「麻生区町会連合会」には麻生区内106の町会や自治会が加入する。構成団体の一つである「はるひ野町内会」(杉本秀治会長)は、防災イベントや縁日など住民主導の活発な活動で注目されている。中でも毎年夏に開かれる『はるひの夏フェス』は3千人の入場者数を誇る大規模イベントとして知られる。
はるひ野町内会は2004年10月に発足。今年20周年を迎えた。当初は約90世帯だった町会加入数は約2千世帯となり、今では区内で5本の指に入る大所帯に発展した。
新興住宅地として整備されたエリアで、町内会の中で活動の中心となっているのは40代〜50代の人たち。社会に出て活躍中の現役世代も多く、仕事で培ったスキルやノウハウが組織の運営に生かされており、町内会のことについて日々、「楽しく真剣に」議論を交わしているという。
同町内会といえば夏フェス。2019年、地域の小中学生から夏祭り、住民からは盆踊りの実施を望む声が上がり、同じ敷地内にあるはるひ野小・中学校の閉庁日を利用して夏に校庭で祭りを開催。ステージや屋台を設けた手づくりイベントに約500人が来場した。翌年から2年間はコロナ禍で中止したが22年、参加条件を厳格に定めるなど感染対策を徹底して再開すると2700人が訪れた。翌23年も同等の人出でにぎわい、今年は3002人が来場。運営も小学生から大学生までの若者を含め総勢約120人が携わり、地域の一大イベントに成長した。「来場者の半数が中学生以下。子どもたちの大きな期待を背負っている」と杉本会長は話す。
「入ったら面白そうだなという魅力がはるひ野町内会にはある」と杉本会長。町会は楽しむもの-。そんな空気をはるひ野は持っている。
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11月22日