多摩区産の食材を生かした料理を提供し、区の魅力を再発見してもらおうと、区にゆかりのある3大学(専修・明治・日本女子)の学生が12月7日、イベントを開いた。
多摩区役所は、官学連携の取り組みとして、3大学の学生を対象に、区を知り、学び、実践する連続プログラム「たまなび」を毎年実施している。今年度は「多摩区の食を楽しもう」をテーマとし、参加する学生12人は、多摩区の伝統野菜である「のらぼう菜」の農家を訪問するなど、9月以降学びを深めてきた。
今回のイベントはその一環で、学んできたことを発信しようと企画された。当日は会場となった多摩区登戸の「SUGAR TIME COFFEE」で学生が店舗利用者や地域の人たちへ多摩区の食材を使用したミートローフなどを振る舞っていた。専修大学の南雲健人さん(22)は「多摩区に住んでいるが、食という視点で区を見れたのは新鮮だった。地域の人たちに魅力を伝えられた」と話した。親子で参加していた浦田桜希さん(5)は「お肉が柔らかくて美味しい」と笑顔を見せた。父親の尚吾さん(34)は「食を通じて、親子で楽しみながら、自分たちが住んでいる地域を感じることができた」と感想を述べた。
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