川崎市の「二十歳を祝うつどい」が成人の日の1月13日、川崎市とどろきアリーナ(中原区)で開催された。会場には振袖やドレス、袴など、個性あふれるファッションに身を包んだ若者が集まり、友人との再会を喜びあった。
式典では、事前応募で選ばれた代表者がスピーチ。多摩区の實丸(じつまる)友羅さんはモットーに「一期一会」を掲げ「誰かと出会い、つながる素晴らしさを実感せずにはいられない」と振り返った。麻生区の辻航士郎さんは「国際関係の分野で異なる文化や価値観を持つ人々の架け橋となることが夢」と将来を描き、浅利真侑寿さんは家族が与えてくれた温かさに感謝しながら「社会の一員として周囲への恩返しを忘れず歩んでいく」と誓った。
福田紀彦市長は、自身の叔母との会話から得た学びをもとに「考えていることを深く掘り下げていくことで、本当の自分が見えてくる。どうなりたいか、節目節目で自身を見つめ直し、これからの人生をしなやかに力強く進んでほしい」とエールを送った。
市によると今回の対象者は2004年4月2日から05年4月1日までに生まれた人で、多摩区は2029人、麻生区は1850人だった(2024年11月30日時点)。
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