麻生区と、麻生区内で活動する団体が一体となり、「あさおの川崎100周年祭」を2月1日(土)、2日(日)に開催する。麻生区にとっての川崎市市制100周年のフィナーレに位置づけられた事業で、区の担当者は「次の100年の最初の一歩となるイベント。多くの人に足を運んでもらいたい」と話す。
「一緒に100周年を盛り上げませんか」。そんな思いに賛同した多くの団体が企画を担う。区の担当者は「区内のさまざまな団体や人がつながり合いコラボして、みんなで作り上げる2日間。区の良さを再認識して、好きになってもらたら」と意気込みを見せる。
イベントは麻生区役所と麻生市民館、新百合トウェンティワンビルの3会場で行われる。
新百合トウェンティワンビルでは1日(午前11時〜午後8時)に「21×21祭」を開催。同ビルホールで「芸術・文化のまち麻生」に相応しいジャズライブのほか、ドローンの操縦体験などのアトラクションも行われる。サステナブルをテーマにした「しんゆりサステナブルマルシェ」も4時まで実施。区内の小中学生が中心の「カワサキSDGs推進隊」が準備を進めている。23のブースが出展するほか、トークショーなどを通じ、さまざまな課題を身近に感じてもらい、自分たちができることを考えていく。
麻生市民館ホールでは1日(午後1時開演)、麻生音楽祭40周年記念企画として、「1000人でオーケストラと歌おう!」を開催。事前に練習を重ねた200人と当日参加者800人で、区のイメージソング「かがやいて麻生」などを一緒に歌い、100周年を祝う。麻生フィルハーモニー管弦楽団や金程中吹奏楽部などが出演する。
市民館の2階大会議室や3階では、区の芸術・文化を、見て・聴いて・作って体験できるイベント「カフェ・グランデあさお」(1日午前11時〜午後3時30分)が行われる。劇団民藝の俳優による民話の朗読と、(公財)日本オペラ振興会による初のコラボコンサートをステージで披露。終盤には会場の参加者と一緒になってパフォーマンスを作り上げる「100人100色アートの芽」を実施する。「プロの方々のコラボはもちろんだが、参加者も含めてみんなで1つのステージ・作品を形にする。川崎市の多様性を体現する企画になれば」と区の担当者は思いを話す。立体切り絵アートを楽しむワークショップなどもあり、老若男女問わず、区の芸術・文化の魅力を楽しめる。
区役所前広場では両日午前10時から午後5時、麻生区ソーシャルデザインセンターが企画する第3回まちのひろば祭りも。区の課題を語り合う意見交換会や未来を考える市民講座などがある。
詳細は麻生区サイト。問い合わせは区役所企画課【電話】044・965・5112。
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