一般社団法人多摩区ソーシャルデザインセンター(多摩SDC)と、NPO法人麻生区ソーシャルデザインセンター(あさおSDC)は、それぞれ2024年度の活動報告会を実施した。
開設から5年目となる多摩SDCは、3月8日に多摩区役所で開催。約40人が参加した。
代表理事を務める伊藤直人さんが団体の活動理念などを説明。SDCが地域団体の活動資金の一部を助成する多摩区地域コミュニティ活動支援事業(多摩区まちのひろば活動支援資金)では、10団体に助成などを実施したことを報告した。担当した蒲菜南さんは「助成金を得るのは大変というイメージがあるかもしれない。ハードルを下げるため書類作成など一緒にお話をしながら、取り組んできた。次年度も使いやすいように工夫をしていきたい」と話した。
後半は、実際に活動しているメンバーから直接話を聞く場も設けられ、交流する姿が見られた。伊藤さんは「地域とつながり、さまざまな活動が広がりを見せている。まちを好きになるきっかけを今後も作っていきたい」と思いを話した。
「順調なスタート」
あさおSDCは9日、麻生区役所で初めての活動報告会を開催した。
あさおSDCは昨年4月に開設し、12月にNPO法人となった。住民や団体が交流できるイベント「まちのひろば祭り」を開催したことなどを伝えた。ボランティアを募り、大学生を中心に約80人が「あさお区民まつり」に協力したことも大きな動きだったという。1年間の事業を振り返り、印象に残ったことなどを話し合った。代表理事の俵隆典さんは「順調なスタートを切れた1年だった。若い世代が地域活動に参加することを促せた。引き続き、さまざまな人と連携をしながら、2年目も着実に取り組みを進めていきたい」と述べた。
![]() 活動を伝える俵さん
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