意見広告・議会報告
3月予算審査特別委員会報告 市政報告 Vol.15 来年度予算案への提案。税金は市民のために 川崎市議会議員 無所属 吉沢章子
●インフラ維持と中小企業支援
以前から維持補修費の増額を求めてきたところ、令和7年度予算では主に道路補修や公園、街路樹の管理費が昨年から5億円増額され90億円となりました。インフラの老朽化は待ったなしであり、更なる増額が必要と指摘。財政局から「状況に応じて適切に対応する」との答弁を得ました。人手不足や経営環境の厳しさから市内事業者数が減少している現実や、受注機会が「大手に偏っている」との声を紹介し「実際に中小零細企業まで血税が還元される仕組みが必要」と指摘。「さらに機会の確保に努める」との答弁を得ました。資金があっても人がいなければインフラは維持できません。インフラ整備と地域経済の活性化は市民の暮らしに直結、引き続き注視してまいります。
●「後から増額」41億円
契約後に工事費を増額するいわゆる「後から増額」は、令和5・6年度補正予算のみで41億円に上り、そのうち33億円が市債(借金)である事を明らかにしました。これは氷山の一角です。前回ご報告した等々力緑地再編整備事業の550億円増額については、現在、前代未聞の川崎市が再積算せざるを得ない事態になっています。
このように大規模事業は「後から増額」も膨大です。徹底して精査し、市民にとって真に有益な事業を取捨選択すべきと指摘。「費用対効果の検証と徹底したコスト縮減に取組む」との答弁を得ました。市民の税金が市民に還元されるようさらに取組みます。
●犯人さがしはNO
公益通報者保護法の改正案では「犯人探し」に刑事罰が科されるようになりますが、現行法でも法令違反です。上下水道局職員の処分について検証したところ、公益通報か否かの判断前に「犯人探し」が行われていたと疑われ、市の対応について問題を指摘しました。市側は否定しましたが疑義が残ります。
これでは職員が安心して声を上げることができません。第三者機関による外部通報窓口の設置を強く求めました。風通しの良い職場づくりが急務と指摘。職員が安心して働ける環境は、市の信頼性向上や市民サービスの充実につながります。引き続き透明性のある行政運営を求め、職場環境の改善に取組みます。
●向ヶ丘遊園駅北口バスロータリーの安全対策
バス運転手の方から、暫定運用中のバス停で、バスが正しく停車できず、乗降時に歩道との間に隙間ができるなど安全面に課題があるとの声が寄せられました。原因究明と対策を求めたところ、「課題を分析しバス事業者と連携して対応する」との答弁。「現場の運転手の声を反映し安全で使いやすい施設を目指すこと、登戸駅前広場も同様に取組むこと、登戸2号線の横断歩道設置など周辺道路の安全対策について適切に対応すること」も要望しました。
来年度予算は1兆6347億円余です。皆さまの税金が生きるよう取組みます。
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3月14日