子どもたちに食事や命について関心をもってもらおうと、こどもの丘保育園(宮前区菅生)で14日、園児たちがサンマの塩焼きを野外で食べる催しが行われた。
参加したのは、同園に通う3〜5歳の約20人の園児たち。講師として川崎市北部市場で水産卸業を営む(株)川崎丸福の湯山宜光さんが招かれ、子どもたちにサワラやイワシ、サバなどの実物を見せながら、サンマを当てるゲームなどを行った。湯山さんの「このお魚の名前は何かな?」という問いかけに、子どもたちは「サンマー!」「イワシー!」などと元気に答えていた。
また5歳児たちは、サンマの骨とりにも挑戦。焼きあがったサンマを割りばしでほぐし、一生懸命に骨を取りながら身をほおばっていた。
園長の小林千鶴子さんは「食に興味や関心を持つことは、命に感謝することにつながります。食育活動を通して経験と興味を与えたい」と話していた。
同園は多摩区内に0〜2歳児が通う「こどもの丘保育園にじいろ」も運営している。
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