5月3日「憲法記念日」を前に、「戦争させない・憲法こわすな! 多摩区のつどい」と題した集会が4月28日、多摩市民館で行われた。主催は学習院女子大学の川口洋一名誉教授が委員長を務める「多摩憲法記念日実行委員会」。
今回で10年目になるこの集会には、約180人が参加。記念講演では、ジャーナリストの上杉隆氏が「リテラシー・情報を読み解く力」をテーマに講義。国内外での経験談を交え、報道についての考えを語った。
多摩区3大学のスピーチでは、専修大学九条の会、平和を求める日本女子大学西生田地区有志の会、安全保障関連法制に反対するオール明治の会など各団体を代表し、教授らが登壇。民主的な日本を目指し活動する若者グループ、SEALDs(シールズ)に所属する日本女子大の学生らがそれぞれ壇上で思いを語った。
さらに、区内の劇団「オペラシアターこんにゃく座」と、「劇団青年座」有志が参加者として、それぞれパフォーマンスを披露した。
実行委員会の事務局長、櫻田信人さんは「情勢の変化もあってか、活動の趣旨に賛同して頑張ろうという人が増えている手応えを感じる。これからもこの動きが一層広まっていけば」と話していた。
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