多摩区と東京都稲城市にまたがる「よみうりランド」で1月17日、首都直下地震を想定した防災訓練が行われた。同園スタッフや多摩消防署、稲城消防署など総勢130人が参加する大規模な訓練で、災害時の連携を図った。
当日は震度7の地震が発生したことを想定。緊急停止したジェットコースターやゴンドラからの救助誘導、火災発生による通報のほか、帰宅困難者の対応など一連の動きを同時進行で確認した。観覧車の救助では多摩消防署がはしご車を出動=写真。2カ所に取り残された要救助者を、本番さながらに救い出した。
訓練を振り返り、(株)よみうりランドの杉山美邦社長は「地震や火災など災害に備えた意識をこれから社員一丸となって高めていきたい」と強調。多摩消防署の白石与志夫署長は「今回の成果を生かせるよう、継続的な訓練と備えを万全にしてもらえたら」と呼び掛けた。
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