1995年1月17日、午前5時46分。阪神・淡路大震災が発生し25年となった今月17日、川崎市在住の松平晃さん(77)=人物風土記で紹介=は、犠牲者を追悼する神戸市内の催し「1・17のつどい」で、鎮魂のトランペットを吹いた。
震災前日に神戸市にいたという松平さんは、同市内で昨年まで行われた「早朝追悼のつどい」で演奏を20年継続。今年は場が変わったが、思いは変わらない。東日本大震災が発生した際は、川崎駅で仲間と募金活動を実施。被災地に足を運び、幼稚園や避難所などで演奏を積み重ねてきた。「被災者の気持ちに近づきたい」。そう語る。
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