政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議のメンバーで、川崎市健康安全研究所所長を務める岡部信彦氏が2月18日、みらい川崎市議団主催の学習会で講演した。
岡部氏は「新型コロナウイルスによる致死率は、季節性インフルエンザで亡くなる率より少し高めだが、重症急性呼吸器症候群(SARS)や重症急性呼吸器症候群(MERS)に比べれば、大したことはない」と指摘。医療の崩壊を防ぐためには症状の度合いによって診られる病院を分けるなど、指定感染症の考え方の整備が重要であることを強調した。また、感染を心配するあまり、「一般生活に支障をきたす状況は今の段階でマイナス」とも。イベントの開催について、むやみに中止することはないとの認識を示した。
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