神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2021年1月29日 エリアトップへ

小田急登戸駅 3月から最新ホームドア 同社初、車両扉と連動開閉

経済

公開:2021年1月29日

  • X
  • LINE
  • hatena
ホームドアは現状、開放状態を維持(上)。車両扉の2次元コード=1月22日
ホームドアは現状、開放状態を維持(上)。車両扉の2次元コード=1月22日

 小田急電鉄(星野晃司社長)は登戸駅に、車両扉と連動して自動開閉する新型のホームドアを導入。小田急線全駅で初の試みで、下り1・2番ホームに今月設置された。現在は開いたままの状態で、3月上旬から稼働を予定している。

 新しいホームドアは、(株)デンソーウェーブが開発した2次元コード「新型QRコード」を用いた自動開閉制御システムを採用している。

 列車が駅に進入して停車後、駅ホーム上部に取り付けられた専用固定カメラが、車両扉に貼られた2次元コードを検知。コードの動きで車両扉の開閉状態を判別し、それに合わせて自動でホームドアを開閉する。

 従来は、車両扉とホームドアの開閉はそれぞれ別々に操作されていたが、新システムでは車掌が車両扉を開閉する1回の操作に短縮される。さらに、特急列車など車両扉や車両編成の数が異なる車種にも対応。登戸駅では3・4番ホームにも3月下旬に新型を設置し、5月ごろから使用する予定だ。

国や県・市が設置を補助

 登戸駅のホームドアは国や神奈川県、川崎市の補助を受けて導入。「日本一安全な鉄道」を基本理念に掲げる小田急電鉄は「今後も、1日の利用者数10万人以上の駅を優先としたホームドア設置について、国や自治体と連携しながら進めていく」としている。

 同社によると、登戸駅の乗降者数は2019年度の1日平均で16万7685人。小田急線全70駅で4番目に多い。

 小田急線のホームドアは2012年度の新宿駅4・5番ホームを皮切りに、18年度以降に代々木八幡駅や梅ヶ丘駅などに従来型が順次設置されている。設置済みの駅で、新しいホームドアに入れ替えるかについては未定という。

多摩区・麻生区版のトップニュース最新6

多摩区に子育て総合拠点

川崎市

多摩区に子育て総合拠点

25日開所 市内4カ所目

11月22日

インフルエンザが流行期

インフルエンザが流行期

麻生区、川崎区で急増

11月22日

わんわんパトロール始動

多摩区

わんわんパトロール始動

愛犬と共に地域見守り

11月15日

市議と若者が意見交換

川崎市

市議と若者が意見交換

「政治参加意識」醸成狙い

11月15日

佳子さま、緑化祭で川崎に

佳子さま、緑化祭で川崎に

地元中学生と記念植樹

11月8日

「登戸の渡し」復活に沸く

「登戸の渡し」復活に沸く

約70年ぶり 一日限定で

11月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

  • 10月25日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook