3・11を忘れない−−。地域住民から寄付された衣類や雑貨を販売し、収益金を国内外の支援に充てるリユース店「WEショップたま」(中野島)が、3月11日の売上を被災者支援に活用。「避難の協同センター」に、売上全額の8万3059円を寄付した。
東日本大震災の翌年から、被災地支援を続けてきた同店。今年の3月11日は昨年同様、「店内全品半額」として開店。感染症対策で入店人数は6人までとしたため、外には列ができ、整理券も配られた。4時間で83人が来店した。
東日本大震災関連ではこれまで、福島有機農業研究会や岩手県大槌町被災女性の心の支援、福島の子どもたちの保養活動支援など、複数の活動や団体を売上で支援。昨年からの寄付先である「避難の協同センター」は、福島からの避難生活を送る人々をサポートする団体だ。同店を運営するNPO法人WE21ジャパンたまの鈴木久子代表は「まだまだ避難生活を続けている人は多い。これからも福島のことを応援し続けたい」と思いを話している。
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