小田急電鉄と川崎市が進める、登戸土地区画整理で生まれた空き地の活用と地域活性化事業「登戸・遊園ミライノバ」。同事業の一環で、市が管理する登戸2号線近くの暫定的な空き地が、新たな交流広場として12月1日にオープンした。
ミライノバでは、同社と市がそれぞれ管理する登戸駅西側の空き地2カ所で、キッチンカーや移動式書店を定期的に出店。3カ所目の新拠点には、曜日ごとにキッチンカーやコーヒー店が出店するほか、市民団体による交流イベントを開催していくという。
先月の試行期間を経て初日を迎えた新拠点では、女性グループ「たまくママのわ」(楠部静代代表=人物風土記で紹介)による親子ヨガ教室を開講。10組近くの乳幼児と母親が参加した。
協力団体の一つ「登戸そだて隊」は、ペットボトルのキャップ回収箱を製作して設置し、この広場でキャップアートを計画する。代表の高山康司さんは「この地域に長く住む方たちと、新しい住民との交流のつなぎ役になれれば。そこへ自分たちも一緒に参加していきたい」と展望を語った。
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