多摩区の夏を彩る一大イベント、民家園通り商店会(井野大輔会長)主催の夏まつりが7月23日(土)、向ヶ丘遊園駅の南側一帯で開催される。新型コロナの影響による中止を経て、22回目として3年ぶりに再開。感染対策のもと、例年同様に大通りを歩行者天国にし、加盟店や地元ゆかりの団体など約50店舗が出店する。風物詩の大パレードや大抽選会も行う予定だ。
商店街一帯が会場になる夏まつりは例年、主催者発表で4万人以上が来場する大規模行事。コロナの感染状況を踏まえ、内容を一部変更するなど開催規模を縮小する。
同商店会夏まつり実行委員会の実行委員長も担う井野会長は「来場者には十分な感染予防に加え、熱中症対策もお願いしたい」と言及。「地域の皆さんに楽しんでもらいたい一心で、前向きに開催させていただく。子どもたちの夏の思い出になればうれしい」と思いを込める。前実行委員長で、同商店会顧問の岩野正行さんは「楽しみにしていたという声を、地元からたくさんいただいている。コロナに十分注意してご来場ください」と、地域に思いをはせる。
会場入り口には消毒液を設置し、来場者にはマスク着用など感染対策を励行。会場にごみ捨て場は設置せず、各自持ち帰りを呼びかける。飲食出店関係は店舗同士や人と人の間隔を確保。テントやテーブルの消毒、除菌を徹底する。井野会長は「当日はできる限り食事を持ち帰っていただきたい」と要請する。
大パレードやプロレスも
夏まつりの開幕を飾る大パレードも、例年より規模を絞って行う。スタート地点は川崎信用金庫登戸支店前で、午後2時から3時ごろの予定。専修大吹奏楽研究会、川崎新田ボクシングジムなど地元ゆかりの顔ぶれが登場するほか、学生サンバ連合が花を添える。
これまで旧ダイエー向ヶ丘店前で開催されていた野外プロレスは、たまこどもクリニック駐車場に移動。午後3時30分から開始し、終了時間は未定。出場する地元プロレス団体・ヒートアップ代表のTAMURA(田村和宏)選手は「コロナで制限がある時期が続くが、地元の皆さんがみんなでプロレスを見て盛り上がってくれたら」と、久しぶりの舞台に意気込みを見せる。
大踏切ステージは午後3時30分から8時、大抽選会は川崎信金登戸支店前で午後3時30分からを予定。事前に配布された抽選券が必要となる。
夏まつりの開催時間は午後2時から8時15分まで。雨天決行。詳細は商店会サイト。
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