多摩区商店街連合会(安陪修司会長)と連携し、SDGsの11番目の目標「住み続けられるまちづくりを」に取り組んできた市民団体・多摩エコスタイルプロジェクト。11月24日、中野島商店会(廣田光治会長)の協力で、持ち帰り容器持参に対応する飲食店を巡るツアーを試行した。
コロナ禍でテイクアウト需要が高まり、使い捨て容器によるごみが増えたことを背景に、「マイボトル&マイ容器でいこう!」と題して企画。この日は試験的に、同プロジェクトの三枝信子さん(58)と中野島在住の玉田恵美子さん(73)、市の脱炭素推進に携わる徳野千鶴子さん(66)=宮前区在住=が昼時の4店舗を回った。
3人は持参した容器を使い、ドトールのコーヒーや鶏笑のから揚げ、香華飯店の中華総菜などを購入。玉田さんは「スーパーで買うとごみが出てしまう。商店街でこういうふうに買えることが広まっていけば」、徳野さんは「まずは小さなことから始めていくのが大事」と話した。香華飯店の太田政人さんは「お客さんが(容器を)持ってきてくれたら店も助かる」と語った。
今後は区民公募のツアーや、他商店会での実施も視野に入れる。三枝さんは「初の試みでまだ課題があるが、大きな意義のある取り組み」と思いを話していた。
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