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多摩区版 公開:2023年9月15日 エリアトップへ

区内在住 嵯峨常功さん 多摩川描くパステル画展 登戸駅小田急線高架下で

文化

公開:2023年9月15日

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『夕焼け色に染まる多摩川』を紹介する嵯峨さん
『夕焼け色に染まる多摩川』を紹介する嵯峨さん

 小田急線北口改札を出て、多摩川へと向かう同線の高架下にパステル画がずらりと並んでいる。

 路上展示を企画したのは、建築家であり、画家として活動する嵯峨(さが)常功さん(39)だ。

 普段は、妻の茜さん(39)と絵本の絵を描いている嵯峨さんは昨年、パステル画の色の鮮やかさや多様性に強く惹かれ、日常の中で出合った美しい景色や感動する瞬間を記録するようになった。1年間で約300枚を仕上げた。

変化を楽しむ

 今回の路上展示は、市と小田急電鉄が展開する「カワノバ事業」の協力を得て実現。展示名は「Life is Palette」。さまざまな色が混ざり合い、美しいパレットに人生は似ているという思いを込めた。現在は、多摩川の景色25枚の作品が並んでいる。展示は7月15日に始まったが、1週間で約3枚ずつ飾っていき、8月15日に25枚となった。「1カ月間で少しずつ、色が増えていく変化を楽しんでもらいたかった」と意図を語る。特に見てほしいという作品は『夕焼け色に染まる多摩川』。「空に雲がなく、夕焼けが波のない多摩川に映り込み、川がピンク色に染まった瞬間を描いた」と語る。パステル画はほとんどがA4サイズ。午前5時から1時間と時間を決め、描く。「一枚一枚に時間をかけるのではなく、日々の多摩川の様子をこれからも記録していきたい」と意気込みを見せた。

 展示は11月15日までを予定している。だが、10月上旬に今飾っている作品25枚をすべて他の作品に入れ替える。「変化を楽しんでもらい、絵を見て、『こんなに素晴らしい景色が身近な日常にあったんだ』と気が付いてもらえたら。まちに愛着を持ってもらうきっかけとなる展示にしたい」と思いを語った。

カフェに数枚の原画

 元々つながりのあった多摩川沿いにある「living cafe SHANTI」(宿河原1の1の2)に作品の原画を数枚飾っているという。

高架下にずらりと並んだパステル画=9月9日撮影
高架下にずらりと並んだパステル画=9月9日撮影

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