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【多摩区】稲田町会連合会 紹介シリーズ【2】(美化) 美化意識、地域に広げ 堰町会 取り組みを長年継続
自分たちの住むまちは、自分たちできれいに――。多摩区の堰町会(石田禎伸会長)は、長年の間、環境美化活動に積極的に取り組んでいる。
町会内に5カ所ある花壇の植え替えを春と秋の年2回実施。季節を彩る花々がまちを華やかにしてくれている。花壇周辺の清掃や草むしりなども町会のメンバーが定期的に行っている。石田会長は「花を見て心が和むまちになれば。花壇の話題が会話のきっかけにもなっている。自分たちの手で植えているからこそ、やりがいもある」と笑顔を見せる。
まちの様子を確認しながら
町会内をエリアごとに分け、毎月第2日曜日に行っている防犯パトロール。「せっかくまちを歩くのだから」と、同時にごみ拾いにも取り組んでいる。そのときに心掛けているのは「まちの様子を確認する」ことだ。例えば、ごみ置き場のネットが破損していたり、掲示板が汚れていたりした場合、町会役員らに共有。その後、役員らが修繕などを担うことも。まちを歩き、あいさつを交わすなどパトロールがコミュニケーションの活性化にも一役買っている。
町会内に約50カ所あるごみ置き場は、廃棄物減量指導員がこまめに点検。行政機関とも密に連携をしている。また、ごみ出しのルールを守ることを呼びかけるチラシを町会役員が作成、回覧版などで周知することにも力を入れている。
今春、着任した石田会長は「『まちをきれいに』という思いは引き継がれてきた。地域に住む人たちみんなに美化意識を持ってもらえるよう、さまざまな意見を聞きながら、取り組みの輪を広げていきたい」と思いを話す。転居してきた人や若い世代も美化活動に気軽に参加しやすい工夫を凝らしていく。
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6月28日