小田急多摩線が6月1日に開業50周年を迎えたことを記念し、麻生区の栗平駅前にある「CAFE&SPACE L.D.K」で16日と17日に思い出を振り返る写真展が行われた。2日間で延べ約350組が来場した。
会場には、各駅や沿線の開業期の写真が並んだ。また、開業を伝える小田急電鉄の社内報も初公開されていた。訪れた人がそれぞれの「多摩線エピソード」を付箋に記入、展示するスペースも。2日間で約250枚の付箋が集まった。約40年前から栗平に住む40代男性は「昔の駅周辺の写真に懐かしさを感じた。今も通勤に使っているが、50周年の節目ををうれしく思う」と話した。
同線は1970年6月に着工、74年6月に新百合ヶ丘から小田急永山駅間が開業した。その後、90年3月に現在と同じ唐木田駅まで延伸した。
74年度(五月台〜小田急永山)の1日の平均乗降数は約4千人だった。2023年度(五月台〜唐木田)の1日の平均乗降数は約13万4千人だった。小田急電鉄の担当者は「今後も地域の皆様の足として、安全・安心な運行に努めていく」と思いを話した。
7月15日(月・祝)まで記念のスタンプラリーも8駅(新百合ヶ丘〜唐木田)で実施している。
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