小学生を対象にした「第36回全日本少年少女けん玉道選手権大会」の関東地区予選が6月23日、都内で行われ川崎・新百合ヶ丘教室に通う半田圭賛さん(市立西生田小6年)が男子の部で優勝、昨年に続き連覇を達成した。半田さんは関東代表として8月25日(日)に開催される全国大会に出場する。
年長の時に『紅白歌合戦』で行われていたギネス記録挑戦を見て、けん玉に興味を持った半田さん。毎日練習に励み、昨年悲願の初優勝を遂げた。昨年も全国大会に出場したものの、惜しくも2回戦で敗退。同大会に出場できる「ラストイヤー」で掴んだ再挑戦への切符に喜びを見せた。
半田さんは昨年から成長した点として「自信」を挙げ「安定してできるよう全部の技を練習した。簡単な技での凡ミスはなくなり、満点をとれるようになってきている」と勝因を語る。同教室で講師を務める橋本雅之さんは「全身全霊を尽くして戦ってほしい。やれる力は持っている子なので、雪辱を果たしてもらいたい」と愛弟子へエールを送った。
7月1日には、高津老人福祉センターで橋本さんが指導を担当する前期講座「けん玉教室」に特別ゲストとして出演。受講者の前で「宇宙遊泳」など高難易度の技を次々と披露し、教室を沸かせた。受講者からは「あんな技をいとも簡単に」「接着剤や磁石が仕込んであるみたい」などと感嘆の声があがった。
半田さんは「去年知ったのは、全国大会であっても意外と楽しんでできるということ。最後の年に実力を発揮できるよう、今年も楽しみながら頑張りたい」と意気込みを語った。
多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|