多摩区で活動する小学生バスケットボールチーム「菅リトルツイスターズ」(阿久津匠監督)の男子チームが、6月から7月にかけて行われた「第43回県スポーツ少年団競技別交流大会兼第43回関東ブロックミニバスケットボール交流大会県予選会」で初優勝を飾った。神奈川代表として7月26日(金)から栃木県で開かれる関東大会に挑む。
東菅小と菅小の児童を中心に男女80人が所属する同チーム。市内では強豪で鳴らすが県では男女共にあと一歩のところで頂点を逃していた。
県スポーツ協会が主催する同大会は、関東大会出場をかけ県から1チームを選ぶ戦いだ。昨冬にあった県大会で8強入りして前評判の高かった男子は、今大会でも予選リーグを突破し、勢いそのままに決勝トーナメントも連勝。迎えた決勝では香川ミニバスケットボールスポーツ少年団との接戦を33対30でものにし、県を制した。
「予選から苦しい試合がいくつもあったが諦めずにプレーした結果優勝できた」と仙石飛鳥ヘッドコーチ(HC)。チームの屋台骨である上原三葵主将(東菅小6年)は「絶対に優勝するぞという気持ちだった」と振り返り、「強いチームが勝ち上がってきていると思うがチーム一丸となって臨みたい」と関東大会へ向け意気込んだ。副主将で点取り屋の廣田宗馬さん(同)は「狙っていた県1位を勝ち取り本当にうれしかった。試合の流れを変え、チームを勝利に導くプレーをしたいと思っていた」と語った。
保護者の負担軽減や他の学びへの興味の幅を広げる観点から練習は主に土日祝。仙石HCは「短時間でも高い意識で練習に臨めるよう促している」と話す。阿久津監督は「基礎の徹底による個の強化と同時に、連携プレーを多く取り入れバスケのIQ面を高める指導をしている」と述べた。
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