川崎市議会の女性議員16人でつくる「女性議員ネットワーク会議」(山田瑛理会長/川崎区)が7月26日、青木功雄議長に、委員会へのオンライン出席などを求める提言書を手渡した=写真。
提言では、育児や介護のほか、やむを得ない事由により登庁できない場合、委員会へのオンライン出席を委員長判断で柔軟に認めることなどを求めた。
提言を受け、青木議長は、「女性だけでなく議員皆が抱える問題を考え、働き方を研究してもらった。しっかりと受け止めたい」と応じた。山田会長は、「登庁することができなくても、議論するためにはオンライン出席は有効。柔軟に進めてほしい」と話した。提言では、働きやすい環境づくりとして、空き部屋を利用した議員用休憩室の設置も求められた。
会派超えて参加
女性議員ネットワーク会議は、川崎市の課題を女性の視点で解決しようと、女性議員が会派を超えて参加し、今年4月25日に発足した。有志の集まりながら、自民、みらい、公明、共産、あしたの川崎・日本維新の会、無所属の全女性議員が加わっている。多摩区・麻生区はそれぞれ3人。
川崎市議会議員は現在60人。
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