神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

被爆地へ千羽鶴を 3500羽 折鶴の会

社会

公開:2024年8月9日

  • X
  • LINE
  • hatena
森政会長(中央)と会員
森政会長(中央)と会員

 川崎市内の原爆被害者団体「川崎市折鶴の会」(森政忠雄会長)は7月31日、広島市、長崎市に献納するための千羽鶴を作った。

 同会は1965年に市内在住の被爆者で結成。市内外の学校や団体の企画などで体験談を語る講演会を行ってきた。被爆地である広島・長崎に折鶴を届けようと、12年前から、会員が集まって千羽鶴を製作する交流会も開いてきた。

 交流会はコロナ禍で4年の休止期間を経て、今回5年ぶりに再開。かわさき市民活動センター(中原区)を会場に、森政会長をはじめ、5人が集まった。「ふるさと川崎まちづくり運動 ほっとくらぶ」から寄贈された1500羽の折鶴と、休止期間に個人や団体から贈られた折鶴、同会で作りためてきた2千羽の折鶴をつなぎ合わせて千羽鶴を製作。完成品は、広島・長崎で行われる平和記念式典に合わせて献納される。

 森政会長は「活動が再開できたことがうれしい。今も世界で争いが起きている。核廃絶、世界平和を願い、こうした活動ができるのもありがたいこと」と5年ぶりの活動への思いを語る。今後も活動を継続していく意向で「会員が高齢化し、我々の体験を語り継いでいくにも限りがあり、焦燥感がある。体力があるうちに少しでも継承できるようにしていきたい」と意欲を見せた。

千羽鶴に糸を通していく会員
千羽鶴に糸を通していく会員

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

公共施設1階の在り方は

多摩区

公共施設1階の在り方は

法政大生が意見聞く

11月29日

「人々の心に光を」

「人々の心に光を」

カリタス学園で点灯式

11月29日

要約筆記の入門講習会

要約筆記の入門講習会

来年1月から

11月29日

楽しんでエコ学ぶ

楽しんでエコ学ぶ

王禅寺で12月14、15日

11月29日

中原区の小学生がコラボ

ブレイブサンダースの催し

中原区の小学生がコラボ

SDGsの大切さ伝える

11月29日

歳末フェアー 賑わう

中野島北口通り商店会

歳末フェアー 賑わう

11月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月29日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook