多摩区の川崎国際生田緑地ゴルフ場内で7月27日、カブトムシやクワガタなどを探す「夜の観察会」が行われ、親子16組が参加した。
環境保全などのボランティア活動を行う市民団体「飛森(とんもり)谷戸の自然を守る会」(高木一弘会長)が、同ゴルフ場の協力を得て20年近く前から主催しているという。
ライトで木を照らしながら、クワガタやカブトムシを約1時間半探して回った=写真上。
ゴルフ場に入ったことのない児童は「広くて、気持ちいい」と笑顔を見せた。「本当にいるのかな」と、最初は不安な顔を浮かべていたが、見つかると「本当にいた、いた」と喜んだ。ゴルフ場内の芝生の上を裸足で思いきり走ったり、ごろごろと転がったりする姿も見られた。
高木会長は「親子で自然を楽しむ機会になった」と話す。同ゴルフ場の菊田哲治支配人は「ゴルフ場内にさまざまな生物がいることを知ってもらえた」と振り返った。
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