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10月12日 あさお区民まつりプレ企画で初上映!歴史貴重映像でまちの歴史を振り返る『あさお誕生ものがたり』(地域記録映画)初公開!
緑と都市が調和したまち・川崎市麻生区。1982年、隣接する多摩区から分区してできた麻生区は、どのように育ち、発展してきたのか――。そんなまちの歴史と、区の成り立ちを見守り続けてきた人々の思いを綴った記録映画が『あさお誕生ものがたり~語り継ぎたい60年のあゆみ~』だ。
今回の企画、制作は、麻生区と、区内に2つのキャンパスを構える日本映画大学が「映像アーカイブプロジェクト」と題し、協働で行った。川崎市市制100周年記念事業の一環として、映像を通じ麻生区の魅力を発信する。
プロデューサーを務めた同大の芦澤浩明さんは「この地域は比較的新しいイメージがあるが、歴史があり、そして今日の発展がある。アーカイブすることは、重要な意味があるが、単に古い資料を書庫に保管しておくことだけに留めてしまうと風化してしまう。地域の歴史を残すということは、まちづくりに関わってきた人たちの記録を残すこと。先人たちに敬意を払い、今に甦らせることは、これから未来を生きていく私たちに必要。」と語る。
映像は、当時のニュース映画や地域記録映像、麻生区区制40周年の際に地域住民から募集した「麻生区写真アーカイブ」に提供された写真と、当時を知る、また、まちづくりに関わってきた関係者8名のインタビューによって構成されている。麻生区として誕生する以前から現在まで、地域が発展していくさまが描かれる。自然に囲まれた農山村地域に、芸術文化の風が吹き込み、変化していく過程は必見だ。
今回新たに掘り出された貴重な資料も多くあったそう。「区役所の方からも『こんな記録見たことがない』と声が挙がるような貴重な映像がみつかった」。膨大な資料の中から、今回の映像を制作していくことは、簡単な作業ではなく、企画から完成には半年以上を費やしてきたという。
同作でナレーションを務めるのは麻生区在住で女優の音無美紀子さん。穏やかで優しい語り口で、地域の変遷の様子をやわらかに紡いでいく。
「2020年の平均寿命調査(厚生労働省発表)で、川崎市麻生区が全国の市区町村で、男女とも長寿全国1位となり、高齢者も住みやすいまちとして紹介された。現在、区内の人口は18万人。区が誕生してから2倍に増えた。この映像をご覧頂くことで、このまちで生まれた人、育った人は、記憶がよみがえり、新しく移り住んできた人には、地域の歴史に触れることで、先人たちとつながることができる。『あさお』というまちを知るきっかけになってもらいたい」と芦澤さんは思いを語る。
作品の初お披露目は、10月12日(土)、新百合トウェンティワンホールで開催される「あさお区民まつりプレイベント」にて午後1時から2時30分。
事前申込みは不要。当日は直接来場を(先着200人)。入場無料。問い合わせは、麻生区役所企画課【電話】044・965・5112。
同日には「しんゆり野外シネマ」と題した野外上映イベントも実施。午後6時から7時30分まで、新百合ヶ丘エルミロード(新百合ヶ丘駅南口徒歩1分)の南側壁面を巨大スクリーンにして野外上映が行われる。『喜劇王 チャップリン 短編映画』『トムとジェリー』の2作品を上映する。過ごしやすくなってきた秋の夕べ。同日、しんゆりフェスティバルマルシェが開催され、夜にはナイトマルシェとしてキッチンカー等が出店する。
入場無料。雨天中止。
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