緑を大切にし、緑を守り、緑豊かなまちづくりを進めるため、毎年全国で実施されている花と緑の祭典「全国都市緑化フェア」。第41回の今回は、市制100周年を迎えた川崎市で、10月19日(土)〜11月17日(日)と、来春の2025年3月22日(土)〜4月13日(日)に開催される。富士見公園・等々力緑地・生田緑地をコア会場に、ガーデン展示や各種イベントなどが企画されている。
▽富士見公園
リニューアルし開会式が行われる会場。エントランス広場には高さ約3m・幅17mのフラワーゲートが登場。工業都市という歴史と環境都市への移り変わりを、工場のモチーフやコスモスなどの花畑で表現した大規模なメインガーデンが見どころ。夜間はライトアップし幻想的な空間を演出する。
▽等々力緑地
正面広場では4500枚もの木製パレットにより、ゲートやガーデン、木陰のトンネルなどエコロジカルな木質空間を創出。視覚や聴覚などの五感で体感・体験できる仕掛けにも注目。週末には催し物広場で、全国のさつまいもが並ぶ「超芋まつり」やカレーなどの食コーナーも登場する。
▽生田緑地
市内随一の森林が広がるエリアの魅力をいかし、竹材のアーチや灯籠によるエントランスゲート、藍染めや霧を使ったインスタレーションによる「メタセコイア林」の特別演出など、アートにつながる風景が楽しめる。生田緑地ばら苑では期間限定の企画も。
福田紀彦川崎市長は「各公園の特徴をいかし、見どころはそれぞれある。特別な時間を過ごして」と来場を呼び掛けている。詳細は二次元コードから。
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