川崎市全町内会連合会(持田和夫会長)は9月24日、来年度の予算編成に対する要望書を福田紀彦市長に提出した。
同連合会は、毎年9月に各区の町内会・自治会の要望をまとめて市長に提出している。今回はそれぞれの区から新規10件を含む44件の要望を提出した。この日、各区の代表者と共に川崎市役所を訪れた持田会長は「厳しい財政状況だと思うが、当連合会の活動へのご理解をいただきたい」と述べ、福田市長は「継続要望は取り組みを進め、新規についても検討していきたい」と応じた。
多摩区は9件
多摩区町会連合会(濃沼健夫会長)は、継続で以下の9件を要望した。
▽自転車走行に関する道路整備及び安全啓発▽多摩区内のJR南武線の踏み切り問題等の解消▽東生田小学校から生田駅までの道路の整備▽平瀬川支川護岸改修工事の促進▽子どもの見守り環境強化のための防犯カメラ設置▽旧稲田登戸病院跡地の東側の道路区域編入▽五反田川の汚濁による原因究明▽小沢城址特別緑地保全地区および周辺の安全対策▽バス停留所の安全対策
麻生区は5件
麻生区町会連合会(宮野敏男会長)は、新規で▽町会・自治会、自主防災組織に対する支援、補助についてを1件追加したほか、以下の継続4件を要望した。
▽災害時における防災計画▽新百合ヶ丘駅周辺のまちづくりと横浜市高速鉄道3号線の延伸における中間駅周辺のまちづくり▽麻生区内における公園緑地管理▽公園等公共性の高い空間の防犯カメラの管理
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