市政報告【18】 準用河川五反田川の整備について みらい川崎市議会議員団(多摩区)嶋田和明
五反田川放水路の運用開始に伴い、上流の準用河川区間の整備内容について質問しました。
建設緑政局からは「護岸や橋梁部の延長358mの区間において、粗度を改善する塗布等による表面処理を行うことにより、五反田川の流速を向上させるとともに、細山調整池の越流堤のかさ上げ及び放流口の縮小を行うことにより流出量を低減させ、五反田川における水位上昇の抑制を図る」との答弁でした。
生田駅付近の流域では、小田急線の橋梁部と交差しており川幅が狭く、大雨の度に水面が急上昇し氾濫の恐れがあります。また、護岸に雑草や樹木等が多く、流れに影響を与えています。五反田川全体の環境整備もふまえた総合的な対策が必要と考え、見解と対応を質問しました。
「今回の対策により準用河川の区間の時間雨量50mmの対応が完了し、一級河川の区間も含めた五反田川全体の治水安全度が向上すると考えている。また、適正な流下能力を確保するため、出水期前の点検を継続的に実施するとともに、樹木伐採や河道掘削など適切な維持管理についても、引き続き取り組んでいく」との答弁でした。
最後に、適切な時期に広く住民への説明と、五反田川の現状を十分に検証し、総合的で有効な対策を講じて頂くよう要望しました。
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11月22日