麻生区の柿生こども文化センターで11月4日、「芸術祭」が開かれた。
同センターの利用団体を中心とした運営協議会が、地域の多世代交流や子どもへの文化伝承を目的に毎秋開催している行事。協議会の竹田幸治会長(75)は「子どもを通じて保護者や祖父母が訪れ、地域のつながりができれば」と思いを語る。
当日は近隣に住む親子連れなど約50人が訪れ、切り絵アートやバルーンアート体験、オリジナルの多肉植物作り、大きなキャンバスへのペインティングなど、さまざまな芸術に親しんだ。
企画を担当する講師も地域にゆかりのある人たち。下麻生在住で立体切り絵アーティストの大薗一樹さん(30)は「子どもがたくさん来て一生懸命取り組んでくれて何より」と話した。こうもりの切り絵に挑戦した北畠若奈さん(8)は「自分で作って楽しかった」、バルーンアートで白鳥を作ってもらった上原由莉子さん(8)は「うれしかった」と感想を述べた。同センターの大友三郎館長(47)は「地域の方々が主導してくれてありがたい」と話した。
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