中原中学校(伊藤民子校長)では、来年4月入学生から新制服が導入されることが決まった=写真。制服の変更は、1984年に男子生徒の制服がブレザーとなって以来32年ぶり。
きっかけは3年前、伊藤校長が就任した際「体操服が乾きにくい素材で生徒の健康面が心配。洗濯するにも保護者の負担が大きいはず」と指摘。その後、体操服を新調するとともに、教師やPTA、地域教育会議らで「学校生活等検討委員会」を設立し、ジャージ、制服も見直しを図ることとした。
新制服のデザインを手掛けたのは、地元の衣料品店「やまだや」。数社によるプレゼンの中で決め手となったのは「サイズ変更にも早急に対応してくれるなど、地元ならではの信頼感とサービス」と伊藤校長。文化祭では2種類のデザインを用意し生徒や保護者から意見を募り、現在は西丸子小と上丸子小では試作品を展示中。
70周年記念式典を来年に控え、伊藤校長は「新制服を機に、誇りと新たな伝統を築く意識を持ち、未来に繋げてほしい」と話す。
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