意見広告・議会報告
市政レポート 等々力陸上競技場のネーミングライツに向けて 川崎市議会議員 前まちづくり委員会副委員長 原 典之
川崎市では昨年4月に初めてネーミングライツを導入し、富士見球技場が富士通スタジアムと命名されました。2例目として、新規オープン予定の「川崎市スポーツ・文化総合センター」のネーミングライツパートナーの募集が始まっており、いずれも年額1000万円以上の契約となっています。さらに3月下旬からは、市内の歩道橋などに対しても年額30万円以上でパートナー募集が始まりました。
こうした施策は、厳しい市の財政状況の中で安定的に収益を得られる上、スポンサー企業にとっても宣伝に繋がることから、3月9日の予算審査特別委員会で質問を致しました=写真上。「サッカーJ1では18チーム中12チーム、J2では22チーム中13チームの球技場がネーミングライツを導入しており、大体が年間3000万円で、高いところは2億円や1億5千万もある。等々力陸上競技場にも導入してはどうか?」との質問に対し、「新たなる財源確保や市有財産活用の観点から大変有効。導入の検討を進めていく」との答弁がありました。
3月21日から2泊3日で新潟県へ視察に行き=写真下、アルビレックス新潟のホームスタジアム「デンカビックスワンスタジアム」を訪れました。2002年の日韓合同ワールドカップに向け2001年に完成したスタジアムで、世界陸上も出来る規格で4万2300人の収容人数を誇り、国体も開かれた実績を持っています。このスタジアムのネーミングライツ料は年間7000万円とのことでした。また、年間120万円というスタジアム内の看板広告なども合わせれば、かなり良い財源になると感じました。
まだまだ市内には活用できる施設がありますので、財源確保に向けてあらゆる可能性を考えて参ります。
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12月13日