意見広告・議会報告
市政レポート 地域防災力の強化を 川崎市議会議員 前まちづくり委員会副委員長 原 典之
平成28年度第2回定例会が6月21日に閉会しました。私は21日の一般質問で消防・防災行政について質問し、地域防災力の強化として今年度に市内全避難所に配備される消火ホースキットについて伺いました。 消火ホースキットは大地震の際の同時多発火災などに対応する目的ですが、実際に使用する地域住民の方の訓練実施状況や取扱いに対する指導、普及啓発について質問しました。
答弁としては、訓練状況は市内の各避難所への配備を始めた平成26年度から本年5月末日までに254回実施。取扱いに対する指導では、消防団員を対象に消火ホースキット取扱指導者研修を本年3月に実施しその後の継続と、市民に分かりやすい動画による操作マニュアルの作成等を強化していくとありました。
普及啓発の「普及」では、防災資器材購入補助金制度を通じ、一定限度額の範囲で補助を行い、平成26・27年度で計18の自主防災組織が購入しているとのことです。「啓発」では、冊子による広報や中原消防団消防大会での女性消防隊員のデモンストレーションを行い、市民への周知を図っているとのことです。
答弁にもありました先月5日の中原消防団消防大会での女性消防団員による消火ホースキットの放水の様子=写真=です。各避難所に配備(今年度完了予定)されているものの、実際に自主防災で放水訓練をしている所は未だ少ないのが現状です。移動式の消火栓(写真)を使用する事で、どれほどの圧力で、どれだけ距離を延ばせるかが実感できます。当日も、女性消防団員の様子を見た町会長から多くの問い合わせがあり、実施して良かったとの声が団員さんからもありました。町会自治会で購入する際は補助が受けられますので、いざという時の備えを検討されてはいかがでしょうか。
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12月13日