意見広告・議会報告
都市計画こそ、政治の使命 県政報告Vol.3 県議会建設・企業常任副委員長に就任 神奈川県議会議員 川本 学
昨年度は「防災警察常任委員会」に所属しておりましたが、今年度の県議会役職改選により、「建設・企業常任委員会」に所属することとなりました。
「建設・企業常任委員会」は、都市計画、道路、河川、土木、住宅及び建築、水道事業、電気事業、公営企業資金等運用事業(相模川総合開発協同事業、酒匂川総合開発事業)、その他に県土整備局や企業庁などの仕事についての審査を担当しています。皆様の付託を得てまだ一年余りですが、当委員会の副委員長を拝命することとなり、重責ですが頑張って務めてまいります。
先日、建設・企業常任委員会の県外調査において、平成23年に起きた東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県・岩手県の海岸や堤防、津波により被害を受けた地域の移転先として整備が進められている高台地区を訪ね、復興に向けた取り組みを視察してまいりました。その際、平成25年8月に秋田県仙北市田沢湖地区で発生した土砂災害の現場も訪れました。この地区は、局地的な大雨が続いたことにより大規模な土砂災害が発生し、多数の方が犠牲となるなど甚大な被害を受けた地区です。
災害発生当時、私はこの地区選出の代議士の秘書を務めており、代議士や政府・役場の職員とともにお盆返上で現地の対策にあたっていました。当初は、復旧までに数年かかるとされていましたが、政府の激甚災害指定を受けたことで、災害から僅か1年余りで土砂災害の現場は整備されていました=写真。県会議員の立場でこの地区に再訪できたことが感慨深かったとともに、これほどまでに復旧したことに驚かされました。
本県も箱根などこれに類する地域があり、南海トラフ大地震など大規模地震も予測されています。非常時の際には、こうした教訓を活かし、建設・企業常任委員会の一員として対策にも取り組んでまいります。
また、2020年には東京五輪・パラ五輪を控えています。より良い県土づくりのためにも、県民の皆様の税金を有効に活用し、緊張感をもって、都市づくりに邁進してまいります。
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12月13日