木月小学校のPTA(東海林(しょうじ)香枝会長)が11月18日、学校や地域に貢献した優秀なPTAを全国の中から表彰する「日本PTA全国協議会会長表彰」を受賞した。また同日、大戸小学校PTA(川村明啓会長)が県の優良PTA教育委員会表彰を受けた。
日本PTA全国協議会会長表彰は子どもの健やかな育成や教育環境の向上、家庭教育の充実等に貢献した団体や個人に贈られる。全国表彰は各都道府県と政令市にある64の協議会の推薦を受けた団体や個人から選ばれ、川崎市は「組織が整備されているか」「校外活動が活発か」「広報が活発か」などの評価基準をもとに優良団体を選定する。
木月小PTAが全国表彰を受けたのは、毎年更新される安全マップへの取り組みと行事などに全員が参加する一体的な姿勢。マップは学校区全てが載っているB4サイズのもので、毎年保護者に配布される。自転車の飛び出しが多い地域、車のスピードが速い道路、道幅が狭く危険な道などを注意喚起し、2年に一度の保護者アンケートで改良を行っている。行事では「人が足りなくなったことは一度もない」と東海林会長が話すように、会員全員が積極的に参加。こうした見守り活動や積極性が高く評価された。
東海林会長は「表彰を頂けたのも協力して下さった全ての人のおかげ。入学してきた保護者の方が木月で良かったと思ってもらえる環境作りに努めたい」と意気込んだ。
大戸小も神奈川県で表彰
神奈川県教育委員会が主催する表彰式には県内から20の小学校PTAが選ばれ、中原区では大戸小が表彰を受けた。大戸小は広報紙「すずかけ」の内容が高く評価された。年に4回発行し、運動会の結果報告から卒業式での児童のコメント、新しく赴任した教員のプロフィール紹介など学校の状況を逐一伝えている。川村会長は、「歴代が築き上げてきたものをしっかりと受け継いでいきたい」と話した。
![]() 川村さん(中央)と副会長の内藤さん(左)、廣野さん(右)
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