意見広告・議会報告
市政レポート 「想定内」への実践的訓練を 総務委員会委員長 原 典之
川崎市総合防災訓練が8月27日に麻生区内で行われ、総務委員会委員長として視察しました=写真下。いつ起きても不思議でない首都直下型地震をふまえ、自助・共助の観点から実践的訓練で防災意識を高めるため、地元消防団をはじめ市と防災の協定を結ぶ諸団体の協力の下行われました。
今回の訓練の特徴は「市民参加型」です。消火器等の初期消火訓練やAED等の応急救護訓練、重い瓦礫をバール一つで取り除く方法を機動隊が実演するなど、実践的訓練が取り入れられました。この総合防災訓練は、今年度から区毎で年2回行われ、中原区では9月3日に大戸小学校で、2月11日に上丸子小学校で予定されています。
こうした訓練で求められるのは、災害時での「想定外」を「想定内」に変えていくことです。行政と議会が一体となり、各町会などで発災時にも慌てないリアルな訓練を推し進めていくことが大切です。
その上で課題となるのが、緊急時における情報伝達手段です。ラジオ、ネット、メールなど方法は様々ありますが、充分に活用できていないのが現状です。一人でも多くの人に正確な情報を届けるにはどうすべきかを精査する必要があります。また、消防団員の不足も喫緊の課題です。熊本地震でも秋田豪雨災害でも消防団の活躍ぶりは大きく、震災後の復興に無くてはならない存在です。
議員として、消防団員として、災害時に「想定内」となるよう、あらゆる角度から取り組んで参ります。
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12月13日